
◎「少なくとも500ft飛んでいる」
大谷翔平選手の特大場外ホームラン
メジャーリーグでの大谷翔平選手の活躍が止まりません。
先週末も野球ファンを熱狂させました。(以下、引用)
大谷衝撃HRに同僚から疑問「あれは間違いだ」143m場外弾に指摘「少なくとも500ft飛んでいる」
“初回のマウンドで3者連続三振を奪った直後、1番打者として先頭打者弾を放った大谷。4回にも場外へと消える超特大弾をかっ飛ばした。7回におまけの3本目を放ち、3本塁打。7回途中無失点、10奪三振の好投と合わせて衝撃の二刀流劇場を演じた。“
— THE ANSWER 編集部(2025.10.20)
「この試合が野球史上最高のパフォーマンスと言える13の理由」
・投手として初の先頭打者本塁打
・ポストシーズンで1試合3本塁打を放った初の投手
・10奪三振・無失点での圧巻の投球内容— Sarah Langs, MLB.com(2025.10.18)
https://www.mlb.com/ja/news/shohei-ohtani-nlcs-game-4-facts-and-figures
※リンク先でこのゲームでのハイライトが見られます。
常識を覆す二刀流として、投げては160km/h超の豪速球と多彩な変化球で三振を奪い、打ってはホームラン王、打点王にも輝く圧倒的な存在です。
◎「史上初」「新記録」の連続
ニュースには「史上初」「新記録」の言葉が踊ります。
投打で歴史的記録を更新し続ける姿は、野球に詳しくない人にも「前例を超える」凄さとして伝わります。
◎賞賛の裏にあったドリームキラーの存在
誰もが結果を見て称賛しますが、
前例のないゴールを掲げた瞬間には、必ず「ドリームキラー」が現れます。
大谷選手も例外ではありません。
「二刀流でいく」と宣言した際には日本(2013年)でも米国(2017年)でも
「通用しない」「すぐ故障する」「前例がない」とコメントされました。
野茂英雄投手(1995年)、も同じでした。
「日本人には無理だ」「トルネード投法は危険だ」と嘲られながらも、
メジャーで新人王・2度のノーヒットノーランを達成。
引退後の今も球界を支える存在です。
当時、批判的だった人でさえ、彼らを讃えずにはいられません。
◎コンフォートゾーンを乱す者は抵抗に遭う
人は無意識に「現状維持」を守ろうとします。
たとえ改善を望んでいても、変化をもたらす存在には抵抗するものです。
「前例がない」「無理だ」「疑わしい」——
これらはドリームキラーの典型的な言葉。
しかもその正体は、他人だけでなく自分自身の心にも潜んでいます。
◎ゴールは秘密。伝えて良いのは自分とコーチだけ。
「現状の外のゴール」は、達成方法すらわからないような夢。
妄想のようでも自由に描くことが鍵です。
しかし、その段階で他人に話すとドリームキラーに壊される恐れがあります。
だからこそ、ゴールは秘密にし、
自分とコーチだけが共有します。
守られた環境で育てることで、夢は力を持ちはじめます。
やがて実力と仲間が伴い、
かつての批判者さえも応援者へと変わるでしょう。
◎高校生の頃から「現状の外のゴール」
今でこそ「史上初」を更新し続ける大谷選手ですが、
16歳の高校1年の冬、すでに「8球団ドラフト1位」「160km/h」「愛される人間性」など、壮大な未来をマンダラチャートに書き出していました。
それらはまさに「現状の外のゴール」と呼ぶにふさわしいものでした。
◎あなたのゴールは何ですか?
16歳の頃の夢を次々に実現している大谷選手。
では、あなたはどんな夢/ゴールを描いていますか?
大切なのは、彼との比較ではなく、
マインドの使い方を学び、自分と周囲の成長に活かすこと。
夢を描き、書き出し、実現へ展開していくこと。
コーチングを通じて、ゴールをさらなる高みに更新しつづけること。
あなた自身の理想を自由に描き、
その世界を生きてください。
横田正男
Synth-A Coaching 代表
苫米地式コーチング認定コーチ

