嫌なものを見てしまった時。嫌な方に激しく感情が動かされたときの対処法
毎日、毎晩のテレビ、新聞、ネット、SNSのタイムラインに飛び込んでくるニュースはどんな内容ですか?
ほとんどはネガティブな情報ばかりではありませんか?
とある夜、私は考え事をしていて、眠気はあるのになかなか寝付けずにいました。
ふと、SNSを開いてみると、衝撃的な映像が飛び込んできました。
いわゆるイジメの映像です。外国のものでした。
急に表示され、私はその場で激しく動揺し、心臓の鼓動が瞬間的に早くなり身体がこわばるのを感じました。
かつて私にも、サンクション=生贄=快楽的な攻撃の対象になったことがあるのです。
まず閉じる。OFFにする
テレビやラジオなら、すぐに電源を消してください。
新聞や雑誌なら閉じて捨ててください。
SNSなら、もうやめるつもりでその投稿が出ないように閉じてください。
場所を変える。離れる。時間も空間も。
室内にいるなら、その場を離れてください。
できるだけ遠くに、少しでも遠くに離れてください。
仕事中なら、お手洗いや喫煙所でも構いません。
できるだけ別の空間へ。
これが出来るだけで、多くの負の連鎖を断ち切ることができます。
呼吸を整え、自然を意識して自分をいたわる
もう少しできそうなら。
場所を変えたら、ゆっくりと深呼吸をします。
新鮮な空気を吸い込んで、嫌なものを吐き出すイメージをしてください。
一緒に、胸に手を当てて、ゆっくりとトントンとリズムを刻んでください。
呼吸とともに、姿勢もやさしく整えていきましょう。
そして、その場で可能な限り遠くを見つめましょう。
意識を自然や空に広げましょう。
もし壁しかない部屋にいても、建物は大地に深く突き刺さり、屋根は空へと繋がっています。
自分自身が、自然や地球、宇宙の一部であるイメージをできるだけ大きく広げましょう。
それでも、どうしようもない夜には
その日の夜だけはなるべく寝ない選択もあります。
これは、睡眠によって記憶を定着させる脳の働きに逆らうためです。
ベットに入らず、横にならず、部屋を明るく保ち、
なるべく寝ないようにした上で
もし寝落ちしても睡眠時間を短く浅くしてしまう方法があります。
ただし、2日、3日と続けてはいけません。
続いてしまう状況なら、「その場を一時的に離れる」ではなく
「逃げる」選択をしていいのです。